肺がん

肺がんについて

肺がんは、世界的に増加傾向で、日本でも、男性ではがん死亡率1位、女性でも胃がんに次ぐ2位となっています。
男女比は3:1で男性に多く、年齢では50歳以上から好発するようです。

肺がんの症状

肺がんの初期症状では、何の症状も示さないことが多いですが、以下の症状があらわれることもあります。

1) 咳
がん細胞によって、肺や気管・気管支が刺激されることにより、咳がでます。
この咳は、風邪などの咳と違い、1週間以上続きます。
2) 血痰
がんに侵された部位から出血がおこると、痰に血が混ざるために血痰がでます。
3) 喘鳴(ぜいめい)
喘鳴とは、呼吸時にゼーゼーや、ヒューヒューと音がでるものです。
喘息などでもなりますが、気管や気管支にがんができると、空気の出入り口が狭くなってそういう音が出るようになります。
4) 胸痛
がんが肋間神経などを刺激すると胸痛が起こります。
5) 嗄声(させい)
嗄声とは、声枯れのことです。
がんが声帯の機能を支配している神経を侵すと声枯れがおこります。
6) 呼吸困難
がんにより、気管支が閉塞されたり、胸水が溜まってその結果、肺が圧迫されて膨らむことができなくなると、呼吸困難がおこります。
7) 疲労感
食事量が減って体力がなくなるために疲労感がでるものと、肺がんによって肺機能が低下し、血液中の酸素濃度が低下するために疲労を感じることがあります。

肺がんの危険因子

肺がんを引き起こす危険因子は色々ありますが、主に下記のようなものがあります。

1) たばこ
喫煙指数が600以上の方は、肺がんの高危険群になり、たばこを吸わない方よりも4.5倍肺がんになりやすいです。
また、たばこを吸わなくてもたばこの煙を吸う、いわゆる受動喫煙も肺がんのリスクは高くなります。

喫煙指数=1日のたばこの本数×喫煙年数

2) 石綿(アスベスト)
アスベストは非常に小さな粒子で、吸い込むと肺に溜まり、肺の細胞に障害を与え、肺がんを引き起こします。

3) 大気汚染
車の排気ガスや工場などからの煙などに含まれる有害物質を長期または、大量に吸い込むとがんになる可能性があります。

4) 肺疾患
肺の病気を病気をしている、もしくは、したことがある方は、肺の病気をしたことがない方よりも肺がんになる可能性は高くなります。

肺がんの種類

肺がんは、がん細胞の種類によって2つに分けられます。

小細胞がん
がん細胞が小さいもので、肺がんの20%前後がこの小細胞がんです。

このがんは、比較的進行が速く、がんがリンパ節などに転移して全身へ広がりやすいですが、抗がん剤や放射線治療が比較的効きやすいのが特徴です。

非小細胞がん
腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんなど、小細胞がん以外のものです。

上記のように、いくつかの種類があり、進行が速いものからゆっくりなものまで様々です。
また、全体的に抗がん剤や放射線治療の効きがよくない傾向があります。

肺がんの検査

肺がんを発見するための検査は、主に下記のようなものがあります。

胸部レントゲン
胸部レントゲンは、定期健康診断の項目にもある検査です。
X線を用いて、肺の写真をとり、肺に異常がないかを調べます。

CT
X線を用いて各組織の放射線の吸収の違いを利用して、コンピュータで体の輪切り画像を映し出します。
これによって、肺がんや転移の有無を調べます。

気管支鏡検査
直径5〜6mm程の内視鏡をを口もしくは鼻から挿入して、直接気管支をのぞく検査です。

喀痰検査
痰を染色液で染めて、そのなかにがん細胞があるかどうかを調べます。

大腸がんのステージ

ステージ分類

0期(ステージ0)
がんが大腸粘膜にとどまるもの
T期(ステージ1)
がんが大腸壁にとどまるもの
U期(ステージ2)
がんが大腸壁を超えているが、周りの臓器にがんが浸潤していないもの
V期(ステージ3)
がんが周りの臓器に浸潤している、若しくは、リンパ節転移のあるもの
W期(ステージ4)
肝臓や肺、腹膜などへの遠隔転移があるもの

デュークス分類

デュークスA
がんが大腸壁内にとどまるもの
デュークスB
がんが大腸壁を貫くがリンパ節転移がないもの
デュークスC
リンパ節転移があるもの
デュークスD
肝、肺、腹膜など遠隔臓器へ転移があるもの