睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が10秒以上停止し、その回数が一晩あたり、30回以上ある状態です。

この無呼吸によって、睡眠が浅くなり、低酸素状態が起こる為、心疾患・脳血管疾患などの病気にかかりやすくなり、また、集中力の低下や居眠りにより、交通事故の原因にもなります。

無呼吸には種類がある?!

睡眠時無呼吸症候群は3種類に分けられます。

閉塞性睡眠時無呼吸
のどや上気道がふさがることによって起こります。
これは、睡眠中に舌がのどをふさいでしまったり、のどや上気道周辺の筋肉が緩んでしまうために起こる無呼吸です。
この閉塞性は、肥満の方に多く見られます。
また、過度の飲酒も閉塞性睡眠時無呼吸を悪化させる因子となります。

中枢性睡眠時無呼吸
呼吸の調節をつかさどる脳幹や神経、呼吸筋などのどこかが機能的に障害や機能低下などを起こすために起こる無呼吸です。

混合型睡眠時無呼吸
閉塞性と中枢性の2つが混ざり合っている無呼吸です。

太っているヒトは要注意!

閉塞性睡眠時無呼吸を起こす大半の方は肥満です。
これは、気道の周囲に脂肪が付き、睡眠時にその脂肪の重みで気道が狭窄または、閉塞してしまうからです。

また、扁桃腺(へんとうせん)が大きいヒトも、睡眠時に気道が狭窄しやすいので要注意です。

睡眠時無呼吸症候群の症状

いびき
いびきは、気道が狭窄している為に起こる症状です。

睡眠中にカラダが酸素不足又は、二酸化炭素が溜まってしまう状態になるため、睡眠時間が十分であるにもかかわらず、下記のような症状がでてきます。

  1. 日中のねむけ
  2. 集中力の低下
  3. 夜中に何度も目が覚める
  4. 不眠
  5. 倦怠感
  6. 早朝時の頭痛 など

睡眠時無呼吸症候群の予防法

枕を高くしない
枕を高くすると、首が曲がり、気道が狭くなりやすいので、なるべく低くして気道が狭くなるのを防ぎましょう。
横向きで寝てみる
これも枕を高くしないのと同様、気道が狭くなるのを防ぐ効果があります。
肥満の改善
これは、上記でも述べたように、減量することによって、気道周囲の脂肪が取れ、気道が狭窄しにくくなります。
過度の飲酒を避ける
飲酒をすることによって、睡眠時に通常の睡眠よりも、気道周囲の筋肉などが緩んでしまい、気道を狭窄しやすくなってしまいます。
マウスピースの着用
最近では、無呼吸を防止するためのマウスピースが売られています。
これも、無呼吸の治療として用いられています。