FT4

FT4とは

サイロキシン(T4)は、甲状腺から分泌されているホルモンで、糖、蛋白、脂質の代謝を促進して新陳代謝を盛んにしたり、交感神経の活動を活発にしたり、カラダの成長や発達を促進する働きがあります。

サイロキシン(T4)は血中ではそのほとんどが、アルブミンなどの蛋白と結合しています。
アルブミンなどの蛋白と結合しているT3は体内でホルモンとしての作用が発揮できず、アルブミンと結合していないわずかなT4、すなわち遊離サイロキシンのみが体内でさまざまな働きをすることができます。

そのため、一般的に検査では体内でいろいろな作用を発揮することができる遊離サイロキシン(FT4)を調べます。

ちなみに遊離サイロキシン(FT4)のほとんどは、末梢の細胞でFT4からFT3に変換されてホルモンとしての作用を発揮します。

FT4を検査する目的

甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などの甲状腺機能異常を疑う時や甲状腺疾患の治療判定や経過観察の目的で検査します。

異常値を示す疾患

高値を示す場合
・甲状腺機能亢進症(バセドウ病など) 、・TSH産生腫瘍 など

低値を示す場合
・甲状腺機能低下症(橋本病など) など