γ-GTP

γ-GTPとは

γ-GTPは、肝臓での解毒作用などに関与している酵素です。
腎臓にもっとも多く存在し、膵臓、肝臓、脾臓、心筋、小腸などにも存在しています。

γ-GTPは、LAPやALPとともに肝・胆道系酵素と呼ばれることもあります。
このγ-GTPは飲酒によって上昇することが多く、常習飲酒者では鋭敏に上昇します。
そのため、検査をする際は、2〜3週間程度、禁酒してから行うようにしましょう。

このγ-GTPは女性よりも男性の方が高値を示す傾向にあり、妊婦は非妊婦の1/2程度になります。
これは、女性ホルモンが、γ-GTP活性や肝臓での生成を抑制する働きがためといわれています。

また、新生児期では高く(成人の約2倍)、乳児期・学童期と漸減(成人の約1/2程度)し、思春期以降になると成人とほぼ同じ値となります。

※この検査は、健康診断の血液検査で肝機能検査の1つとして用いられています。

γ-GTPを検査する目的

1)肝、胆道系疾患を疑うとき
2)胆汁うっ滞の指標として

異常値を示す疾患

高値を示す場合
肝疾患:慢性肝炎・肝がん・脂肪肝・肝硬変・薬剤性肝障害・アルコール性肝障害 など
胆道疾患:胆道閉塞・胆石症 など
その他:常習飲酒・慢性膵炎・胃がん・肺がん など