TSH

TSHとは

TSH(甲状腺刺激ホルモン)は、脳にある下垂体前葉と呼ばれる場所から分泌されているホルモンで、甲状腺ホルモンの分泌を調節しています。

甲状腺ホルモンの濃度が低くなると、まず脳にある視床下部がそれを感知してTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌され、このTRHが脳の下垂体を刺激してTSH(甲状腺刺激ホルモン)の分泌を促します。

TSHは甲状腺を刺激して甲状腺から甲状腺ホルモンであるサイロキシン(T4)やトリヨードサイロニン(T3)の分泌を促します。
甲状腺ホルモンの濃度が高くなると、脳の視床下部や下垂体がそれを感知して、TRHやTSHの分泌を抑制して調節します。

TSHを検査する目的

甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症などの甲状腺機能異常を疑う時や甲状腺疾患の治療判定や経過観察の目的で検査します。

異常値を示す疾患

高値を示す場合
・原発性甲状腺機能低下症、橋元病、TSH産生腫瘍 など

低値を示す場合
・原発性甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、中枢性甲状腺機能低下症 など