三種混合ワクチン

三種混合ワクチンの接種目的

ジフテリア・百日咳・破傷風を予防するワクチンです

接種時期と接種回数

T期初回

対象者
生後3ヶ月から生後90ヶ月までの者
標準的な接種期間
生後3ヶ月から生後12ヶ月までの者
接種回数
3回(20日から56日までの間隔をあける)

T期追加

対象者
生後3ヶ月から生後90ヶ月までの者(1期初回接種(3回)終了後、6ヶ月以上の間隔をおく)
標準的な接種期間
1期初回接種(3回)終了後、12ヶ月から18ヶ月経過した者
接種回数
1回
接種量
初回、追加ともに0.5ml

U期(二種混合を接種)

対象者
11歳以上13歳未満の者
標準的な接種期間
11歳から12歳までの者
接種回数
1回
接種量
0.1m

三種混合ワクチンでみられる副反応(副作用)

三種混合ワクチン(DPTワクチン)でみられる副反応は、局所の発赤、痛み、腫れ、硬結(しこり)など、局所反応が最も多いです。
いずれも一過性で、2〜3日くらいでよくなります。

全身症状としては、発熱や不機嫌になるなどがあります。
ときに接種後、数日してから局所の発赤や硬結などがみられたり、小さな硬結が1ヶ月くらい残ることがあります。

また、まれに37.5度を越える発熱がでることがあります。
一般的に重篤な副反応は少ないとされていますが、37.5度以上の熱がある場合や、腫れや痛みが続く場合など、気になる症状がある場合はかかりつけの医師に相談しましょう。

三種混合ワクチン(DPTワクチン)豆知識

1回ごとに接種する腕は替えましょう
三種混合ワクチン(DPTワクチン)の成分が接種した部位にたまり、しこりとして一定期間(約1ヶ月程度)残ることがあります。
ですので、次に接種するときにまた同じ腕に接種すると、しこりの部分に接種してしまう可能性もあり、又、腫れる可能性が高まることがあるからです。

できるだけ早い時期に接種するように勧められる理由
三種混合ワクチン(DPTワクチン)で予防できる病気のなかに百日咳があります。
この百日咳は、乳児期に罹ってしまうと、重症化しやすく、肺炎や脳症などを引き起こしてしまうからです。

また、母子免疫※がほとんど期待できないために早期の接種が勧められています。

※予防接種に関する一般的な注意事項などは、予防接種についてをご覧下さい。

用語解説
母子免疫(ぼしめんえき)
母親の免疫(抗体)が胎内にいる子供に移行したり、生まれた後も母乳から母親の免疫(抗体)をもらうことによって、一定期間子供に母親の免疫(抗体)が存在する状態です。 母子免疫の持続する期間や種類などは、母親が持っている免疫(抗体)の種類や抗体価によって様々です。